編集事故を防ぐ体制

編集・出版委員会は、当グループ各社の編集・出版をはじめとしたコンテンツ制作部門に共通する課題について協議し、施策を決定するために設置された委員会です。信頼できるコンテンツをお客様にお届けするため、編集・制作部門の部門長を中心に、7社・23人の委員とオブザーバー2人が活動しています。
組織構成としては、委員長以下、編集・人財部会、知財・法務部会、表記・表現部会の3部会で構成されており、活動内容はコンプライアンス、製品事故の防止、研修の実施など、多岐にわたっています。
 
また、同委員会の活動の一環として、編集事故検証審議会が独立して設けられており、編集事故リスク軽減を目的に審議会長のもと4社・6人の委員とオブザーバー1人が活動しています。

■委員会組織

表現による人権リスク軽減への取り組み

Gakkenの記事審査チームが記事審査を行っています。記事審査とは、差別を助長する、あるいは現在の社会的な意識に逆行するといった、配慮に欠ける、あるいは人権侵害のリスクを伴う不適切な表記や表現の有無を指摘し、変更等を促す業務です。審査対象は、紙・デジタルの刊行物や販促物、映像や音声資料など多岐にわたります。2022年9月期は、グループ各社から総計233件の審査依頼がありました。

CS(お客様満足度)の向上への基本姿勢

当グループでは、お客様からの多岐にわたるお問い合わせについて的確な対応を目指すとともに、お客様の声を商品開発やサービス向上に活かし、顧客満足度と顧客ロイヤリティの向上に役立てています。

〈体制〉

学研プロダクツサポートの総合案内が、当グループの事業についてのお問い合わせ・ご案内窓口を担当しています。2020年3月からは「学研グループ総合案内」として、ナビダイヤルによる対応を導入しています。

〈総合案内での取り組み〉

お客様から受け付けたお問い合わせは、内容に応じて担当部署に連絡し、対応しています。また、お問い合わせ内容は、グループ会社にすべて開示しています。お客様からいただくご意見を真摯に受け止め、商品開発や業務改善に取り組んでいます。

〈ご相談件数の内容と内訳〉

当グループは、年間18,000件以上のお問い合わせを受けています。お客様対応の品質向上のため、お客様にはメールでのお問い合わせをお願いしています。2022年9月期は、メール以外のお問い合わせが38%(前期は44%)、メールでのお問い合わせが62%(前期は56%)となりました。なお、プライバシー侵害の申し立ては0件でした。

■電話・はがき・封書・FAXのご相談内容の内訳(7,058件)

製品・サービスの安全性についての方針・考え方

製品・サービスの安全に関する基本方針

  1. 製品の開発、製造、輸入、販売、輸出、保管、輸送、補修・修理等にあたって、常に安全性に留意し、製品の安全に関する法令および安全基準を十分理解し、これを遵守するとともに、より高度な安全性を目指します。
  2. 製品の欠陥・品質不良に関する情報を入手した場合、直ちに事実関係を確認します。また、問題があることが判明した場合には、関係部署に連絡し、適切な対応をとります。
  3. サービスを提供するにあたっては、常に安全性に留意し、サービスの安全に関する法令および安全基準を十分理解し、これを遵守するとともに、より高度な安全性を目指します。
  4. サービスの安全性・品質に問題があるとの情報を入手した場合、直ちに事実関係を確認します。また、問題があることが判明した場合には、関係部署に連絡し、適切な対応をとります。( 学研コンプライアンス・コード2-1より)

適正な宣伝・広告の心構え

宣伝広告活動にあたって発信する文書・情報には、他者を誹謗・中傷するような表現や社会的差別につながる表現は一切使用せず、また、比較広告を行う場合には、事実により裏付けられていることと、比較した時点において公平・正確で誤解を招くものでないことを確認するものとし、その他顧客を誘引する目的で不当な表示を行わないものとします。(学研コンプライアンス・コード2-2より)

〈製品安全の体制と仕組み〉

学研グループの製品安全・事故対策は、「学研グループ製品安全管理規程」の中で、次のように定められています。
 

  • 学研ホールディングスは、製品の安全管理について主管し、グループ会社を統括、指導する。
  • グループ会社の社長は、自社の製品安全管理について責任を負うほか、製品安全管理体制を構築・維持・管理するために必要な施策を講じる。そのため、グループ会社の社長は、自社において製品安全管理および製品事故への対応を行う製品安全・事故対策担当者を選任し、製品を提供する前の安全性のチェックなどを行う。このとき、グループ会社では製品の安全性がチェックできないものについては、速やかに学研プロダクツサポートの審査を受けるものとする。

■製品の安全性を確認する仕組み

〈お客様のリスクを想定した情報の提供〉

当グループの製品の使用者には小さいお子様も多いため、「使用する場所や状況」などを検討し、誤使用の可能性をはじめお客様のリスクを考慮した多面的な確認作業を行っています。また、正しい使用方法および事故を未然に防ぐための適切な情報を、パッケージ本体だけでなく製品本体の取り扱い説明ページにもわかりやすく掲載しています。

〈製品安全の取り組みと実績〉

■2022年9月期の製品安全レビュー

製品起因による健康被害

0 件

罰金または処罰の対象になった規制違反

0 件

警告の対象になった規制違反

0 件

自主規制違反

0 件

教育玩具や雑誌付録を中心に、227件(前期は196件)の安全審査を実施しました。

■従業員を対象とした製品安全教育研修を実施

研修名

対象者

テーマ

参加者数

新入社員研修

Gakken(2022年9月期の学研教育みらい、

学研プラス、メディカル秀潤社)の新入社員

学研グループの製品安全について

17名

製品安全研修

学研ステイフル 企画制作者

製品安全基本研修

10名

製品安全研修

Gakken 幼児雑誌 企画制作者

「磁石付き製品」のリスク

18名

製品安全研修

Gakken 幼児教育編集 企画制作者

「小部品」対象基準

11名