株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:五郎丸徹)は、2023年8月10日(木)に『AIの未来からビジネス活用術まで ChatGPTについて佐々木俊尚先生に聞いてみた』を発売いたしました。発売を記念して、本書の巻頭1,600字を特別公開いたします。

『AIの未来からビジネス活用術までChatGPTについて佐々木俊尚先生に聞いてみた』
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4054069355/

【ChatGPTを制するものが、ビジネスを制する! ITジャーナリストの佐々木俊尚が徹底解説】

5日間で全世界の登録者数が100万人を突破、今は登録者数が1億人を超えているというChatGPTは、インターネットのみならず、私たちの仕事やライフスタイルそのものすらも大きく変える可能性を秘めているといわれています。

そのChatGPTの実力、可能性、落とし穴、さらには、実際にビジネスでどのように使うことができるのかなどを、ITの進化を見続けてきたジャーナリストの佐々木俊尚が、徹底解説します。イマイチ使いこなせない人必見の知識や、すぐに仕事で実践できるテクニックを、図解でわかりやすく解説します。

【巻頭1,600字を特別公開】大事なのは、「仕事を奪う、奪わない」という二元論の対立に陥らずに、「どのようにChatGPTに人間の仕事を支えてもらうか」という互いのWin-Winを探っていくこと

発売を記念し、巻頭1,600字を特別公開いたします。ChatGPTの技術力とどう向き合うべきか、私たち人間が取るべき「ChatGPTとの向き合い方」へのヒントを、本書監修の佐々木俊尚が語ります。

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ChatGPTが、世界を席巻しています。まるで生身の人間とやり取りしているかのように、AIと自然な対話ができるようになって、一般の人々だけでなく技術者や研究者さえも驚いているほどです。

AIの世界には、有名なシンギュラリティという論争があります。日本語では「技術的特異点」という何だかよくわからない訳語が当てられていますが、ひと言で言えば「2045年にはAIの知性が地球上の全人類の知性を超える」という仮説です。米国の未来学者レイ・カーツワイルが2005年にそう予測して以来、ずっと議論になってきました。

とはいえシンギュラリティ仮説は、AI研究者の多くが否定的でした。カーツワイルが考えている「人間の知性を超えるAI」は汎用人工知能(AGI)と呼ばれ、人間と同じような自意識や感情、豊かな知性を持つものと定義されています。しかし、そんなAIができる見通しは現実には立っていませんでした。これまでのAIの中心的なやりかたである「深層学習」は、あくまでも「人間にさえ見つけられない特徴や傾向を抽出できる」というシンプルな能力だけを持った特化型のAIで、AGIにはつながらないと考えられていたのです。

ところが、ChatGPTは、まるでAGIのように振る舞います。人間と同じレベルの知的作業をこなしているように見えるのです。これはシンギュラリティの議論を再び巻き起こしており、「進化したChatGPTがシンギュラリティを実現するのではないか」と考える専門家も現れてきているようです。知人のAI研究者に聞いてみると、びっくりすることにこんな返事が返ってきました。

「以前は深層学習の延長線にシンギュラリティは来ないはずだと考えていました。しかしChatGPTの高性能を目の当たりにして、気持ちは揺れ動いています。正直に言えば、『ひょっとしたらシンギュラリティは起きるかも』というぐらいにはなってきています」

とはいえ、まだ未来のことはわかりません。シンギュラリティ論争は、今後も続いていきそうです。

一方で、ChatGPTはシンギュラリティ論争をよそに、急速に社会に普及していきました。期待も大きく、2022年11月に公開してからわずか2カ月で利用者数が1億人に達し、世界を驚かせました。

技術者を中心に、たくさんのユーザーが、ChatGPTのさまざまな活用法にいま取り組んでいます。インターネットに蓄積された膨大な知識や情報を参照するだけでなく、英語の文章の添削をさせたり、テーマを与えて、小説や歌詞を書かせたり、会議の録音の文字起こしから議事要点をまとめさせたり、さらには人生相談の相手をさせたりなど、無数の試行錯誤がおこなわれているのです。

ChatGPTができることはまだ無限にあり、今後もたくさん発見されていくでしょう。これが人間の従来の仕事を大きく変えていくことは間違いありません。人間の仕事がある程度奪われていくのも、避けられないでしょう。特に重要なポイントは、これまでのAIやロボットが「単純な仕事」だけを担うと考えられていたのに対し、ChatGPTはより高度な仕事を代替していく可能性が高いということ。弁護士や小説家、建築家、教師、営業といった最も人間らしい仕事までをも、ChatGPTが担ってくれるようになるかもしれないのです。

とはいっても、過去にも産業革命やテクノロジーの進化によって、人間の仕事はさまざまに機械に移し替えられてきました。そのたびに人間は、より人間らしい新たな仕事を生み出して対応してきたという歴史的経緯があるのです。だからChatGPTに仕事を奪われたとしても、また新たな仕事が登場してくる可能性があります。

そしてもっと大事なのは、「仕事を奪う、奪わない」という二元論の対立に陥らずに、「どのようにChatGPTに人間の仕事を支えてもらうか」という互いのWin-Winを探っていくことだと思います。ChatGPTは人間に対立する存在ではありません。あくまでも、私たちの仕事や暮らしをサポートしてくれる優秀な助手であるという価値観が大事なのだと思います。
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以下の内容に1つでも当てはまる人は必読!

・ChatGPTのしくみがそもそもわからない
・使ったことがない、うまく使いこなせない
・ChatGPTを触ってみたけど、ちょっと対話して終わった
・自分には関係ない気がする
→ ChatGPTの始め方から、ビジネス活用術まで幅広く解説。

ChatGPTの何がすごいのか? 注意すべきことは? 今さら聞けないキホンも解説

・なぜ、こんなになめらかな会話ができるの?
→ChatGPTはその時々の会話の文脈に合わせた答えを「生みだす」ことができる
・ChatGPTに質問するときは、生身の人間と話すときと同じ感じでOK
・ChatGPTで作った文章はどこまで自由に使うべきか?

議事録作成、エクセルの計算、プログラミングのサポート……毎日の業務効率化に役立つテクニックを紹介

・計算自体は不得意だけど、エクセルの知識については詳しい
・クリエイティブな作業もお手のもの。ただし、作品の取り扱いについては賛否両論
・議事録作成もおまかせできる

Google Bard, Bing AI, Copilotなど、多くの生成AIが登場。職業選択、教育など、これからの私たちの生活にもたらす変化を考えます

・OpenAIは、ChatGPTを開発した非営利の研究機関。さらに子会社に営利法人を持っている組織。
・GoogleのAI「Bard」もChatGPTに追いつくかも?
・日本は、プラットフォーム開発はもう手遅れ。AIを使ったビジネスモデルの構築がカギ。
・「法律特化型」「医療特化型」……ジャンル特化型のChatGPTが生まれていく。

シリーズ既刊

『知らないではすまされない日本国憲法について池上彰先生に聞いてみた』
『なぜ格差は広がり、どんどん貧しくなるのか?『資本論』について佐藤優先生に聞いてみた』
『新聞・テレビ・ネットではわからない日本経済について髙橋洋一先生に聞いてみた』
『いまさら聞けないWeb3、NFT、メタバースについて増田雅史先生に聞いてみた』

監修者:佐々木 俊尚(ささき・としなお)

1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆している。
『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』(東洋経済新報社)、『Web3とメタバースは人間を自由にするか』(KADOKAWA)、『広く弱くつながって生きる』 (幻冬舎新書)など著書多数。総務省情報通信白書編集委員。

【商品概要】
『AIの未来からビジネス活用術まで ChatGPTについて佐々木俊尚先生に聞いてみた』

監修:佐々木 俊尚
定価:1,650円 (税込)
発売日:2023年8月10日(木)
判型:四六判/160ページ
電子版:あり(同時配信)
ISBN:9784054069350
発行所:株式会社 Gakken
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1340693500

【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4054069355/
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<電子版>
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