株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社文理学院(山梨・都留/代表取締役社長:小倉勤)の有志が、5/28(日)に行われた「富士川河口クリーン作戦」という清掃活動(甲府南ライオンズクラブ主催)に参加しました。

 2023年5月28日(日)、文理学院の社員が「富士川河口クリーン作戦」に参加しました。静岡県静岡市にある蒲原海岸のゴミ拾いが主な活動内容です。主催は、甲府南ライオンズクラブ。共催は、蒲原地区まちづくり推進委員会・甲府東ライオンズクラブ・高校生ボランティア団体 FLAP・甲府市総合市民会館・静岡県ボランティア協会・山梨県子ども福祉課職員とご家族・NPO法人にじいろのわ・文理学院です。山梨県からバス2台で約40名の方々が参加し、回収したごみ袋は120袋となりました。

写真:2023年5月28日(日)、富士川河口付近

■文理学院3回目の参加
文理学院がこの活動に参加するのは3回目となります。初回は2022年春、2回目は2022年秋でした。毎回、社長自ら社員に声をかけ、参加者を募っています。「自社の社員には、一流の教師になってほしい。」という社長の願いが込められた活動です。

■参加者の感想
Aさん:「今回で2回目の参加になります。前回清掃した海岸は、ゴミもなくきれいになっていました。今回は、より富士川の河口近くを清掃したのですが、とにかくゴミが多かったです。その中でもペットボトル、食品トレイなどのプラスチックごみ、空き缶がかなり流れ着いていました。一度では拾いきれないほどのゴミがありました。このゴミは、山梨県から流れ着いたり、海から打ち上げられたりしたゴミだと思いますが、何気なく捨てているゴミが集まったのだと思います。すべての人が捨てたゴミがどうなるのか想像し生活してくれたらこんなことにはならないだろうと思います。また、何気なくごみを捨てている人こそ、このボランティアに参加して現実を知って欲しいと思います。かつて「捨てればゴミ、生かせば資源」という言葉がありましたが、ペットボトルも資源です。限りある資源は次世代のためにも残して行かなければならないのではないでしょうか。そうあって欲しいものです。清掃した後は、気分もすっきりしておいしくご飯が食べられました。来年も参加して、残りのゴミを拾いきりたいと思います。」

Kさん:「私が富士川の河口付近の海岸を訪れたのはこれが初めてでした。遠くから見ればきれいに見えても、よく見てみるとたくさんのゴミ。その量よりも、状況を自分が全然分かっていなかったことに衝撃でした。一方で、山梨県からの参加者が非常に多く、「富士川から流れてくるゴミは、上流に住む私たちの責任」という当事者意識をもって参加されたとのこと。このような心持ちに尊敬の心を持つと同時に、地元民として負けずに綺麗にするぞという気持ちでゴミを拾いました。次も参加して、今回拾いきれなかったゴミを全て拾いたい気持ちでいっぱいです。」

Iさん:「我が家に面した小径に朝よくゴミが落ちています。一年前までは、「なんで道に捨てるかな~」と思いながら忙しいときはそのままにしていたこともありました。「富士川河口クリーン作戦」に初めて参加したのはちょうど一年前。今回で3回目になります。今では小径に落ちているゴミは必ず拾います。ちょっと人間力が上がったかなと感じています。それにしてもプラスチックゴミ(ペットボトル)の多いこと!一人ひとりのちょっとした心がけで改善していくのに。」

Oさん:「私は初回から今回で3回目の参加でした。『やればやっただけの成果は出る』と実感しました。過去2回の清掃や蒲原地域の皆さんの日頃の活動もあり、本当に綺麗になりました。しかし、同時に、これまでよりも更に河口へ清掃場所を移すと、とんでもない量のプラスチックゴミの山!!『人間の傲慢さと自己中心さ』を目の当たりにし、少々がっかり。それでも、自分自身が捨てる側ではなく拾う側の人間としてその場に立った時、何か誇らしささえ感じることができました。『生き方』 ですよね、やはり。」

■皆様の参加をお待ちしています
この活動は2023年秋も計画されています。秋空の下、一緒に海岸のゴミを拾ってみませんか。興味のある方は文理学院(担当:鷲山054-293-6556)までお問い合せください。

■文理学院とは
文理学院は1981年に山梨県で創業し、小学生から高校生までの学習指導を行っている総合進学塾です。現在は山梨、静岡両県にまたがり35校舎を展開しています。(2023年6月現在)。
企業URL https://www.bunrigakuin.com/