市川・千葉で培った施設在宅の運営モデルを生かし、
都内西部の在宅医療を支える新たな拠点へ

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市/代表取締役社長:山本教雄)と株式会社イエローエイト(セントラル薬局グループ)の合弁会社である株式会社学研メディカルファーマシー(以下、GMP)は、2026年10月1日、東京都三鷹市に「ライクス薬局三鷹店」を開局いたしました。
 当店は、市川店・千葉店に続く3店舗目にして、GMPとして東京都内初の出店となります。これまで培ってきた「施設在宅」のノウハウとICT活用を集約し、都内西部および多摩地域における在宅医療を支える新たな拠点として、地域社会に貢献してまいります

■三鷹市の地域医療を支える拠点へ

 東京都福祉局のデータによると、三鷹市の高齢化率は2025年に23.4%、2040年には29.2%へと上昇すると見込まれており、地域における医療・介護ニーズは年々高まっています(※1)。これに伴い、三鷹市が策定した「第九期介護保険事業計画」においても、「医療と介護が必要になっても安心して暮らし続けられる地域づくり」が基本方針として掲げられ、多職種協働による在宅医療・介護の提供体制強化が進められています(※2)
 

 特に店舗を構える三鷹市牟礼地区は、集合住宅を含む住宅地が広がり、三鷹市内でも人口集積・人口密度の高い生活圏です。また、周辺の介護施設へのアクセス性にも優れており、緊急時の配薬を含め、迅速かつ安定した訪問体制を構築しやすい環境が整っています。三鷹市では今後、高齢者人口の増加に加え、一人暮らしや高齢者のみの世帯の増加も見込まれており(※3)、住み慣れた地域で医療・介護を受け続けられる体制づくりが重要となっています。
 

 そうした背景から、三鷹店では、まずはこれまで培ってきた施設在宅のノウハウを生かし、介護施設における在宅医療への対応体制を構築します。将来的には、地域の医療・介護事業者との連携をさらに深めながら、個人宅への訪問を含め、地域の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、在宅医療ニーズに幅広く応えられる薬局を目指してまいります。

 

※1: 東京都福祉局「東京の高齢者の現状(資料集)」(URL: https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/fukushi/sankou1_25)

※2・3: 三鷹市「三鷹市高齢者計画・第九期介護保険事業計画を策定しました」(URL: https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/107/107588.html)

■ポリファーマシー(多剤併用)解消に向けた訪問薬剤管理と、新たな薬局運営モデル

 近年、高齢者が多種類の薬を服用することによる「ポリファーマシー」が社会問題となっています。特に介護施設では複数の診療科から処方されるケースも多く、薬の一元管理が極めて重要です。

 三鷹店では、こうした課題を解決し、患者さまのQOL向上を図るため、医師の指示に基づく訪問薬剤管理を通じて以下の取り組みを実践します。

 

・安心の服薬サポート
 薬剤師が直接訪問し、服薬状況の確認、残薬調整、副作用や体調変化の継続的な確認を行います。


・多職種連携による適切な薬物療法の支援
 医師や看護師、ケアマネジャー、施設スタッフ等と密に連携・情報共有を行うことで、患者さま一人ひとりの状態に合わせた安全で適切な薬物療法をサポートします。


・介護職員の負担軽減
 一元的な薬剤管理を通じて、施設で働く職員の皆さまの業務負担を軽減します。

 

・安全・効率的な運営モデルの確立
 これまでの業務オペレーションにさらなるICT活用を取り入れ、生み出した時間を薬剤師の対人業務に充てることで、より安全で効率的、かつ高品質な薬局運営を実現します。今後の多店舗展開を見据えた「新たな標準モデル」として位置付けています。

 

<活用するICT例> 

医薬品のバーコードを用いて処方内容と照合するピッキング監査システム、一包化薬の監査支援システムや需要予測を活用した在庫管理システム など

※「ポリファーマシー」は、単に服用する薬剤数が多いのみならず、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服用過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態をいいます。(厚労省 令和4年6月23日(木) ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について)

■店舗概要

  • 店舗名:ライクス薬局三鷹店
  • 開局日:2026年10月1日
  • 所在地:東京都三鷹市牟礼2-11-28 ベルシャトー101
  • 営業時間:月~金 9:00~18:00/土 9:00~13:00
           ※緊急時の臨時薬配送は年中無休で対応可能
  • 定休日:日曜・祝日
  • 電話番号:042-226-8072
  • FAX:042-226-8073

■「ライクス薬局」ならびに株式会社学研メディカルファーマシーについて

 株式会社学研メディカルファーマシーは、2021年の設立以来、社会課題である「ポリファーマシー」に対し、地域密着型の在宅医療を積極的に行っています。
 

 展開する「ライクス薬局」では、既存の市川店・千葉店の2店舗を通じて、介護施設を中心に58施設、約1,600名の方へ在宅訪問薬局サービスを提供しています(2026年9月時点)。処方せん受付はもちろん、お薬を施設・ご自宅までお届けするとともに、医師やケアマネジャー等と連携を図り、患者さまのQOL向上およびポリファーマシー解消を推進します。地域の皆さまがなんでも相談できる地域の頼れる存在として「かかりつけ薬局」を目指しています。
 

【株式会社学研メディカルファーマシー】

  • 設立:2021年4月9日
  • 所在地:〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー29階
  • 代表者:代表取締役社長 山本 教雄

■メディカル・ケア・サービス株式会社について

1999年、埼玉県さいたま市で創業。創業当時より認知症ケアを専門とし、グループホーム「愛の家」を中心に、介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」など、多様な介護サービスを展開。現在、全国380以上の介護事業所を展開しています。

また、長年培った専門性を活かし、介護サービスの枠を超えて事業を拡大。2026年2月には、訪問看護ステーション「愛の家みらい」を開設するなど在宅支援を強化しているほか、介護事業者向けコンサルティングやウェルネスサービス、さらには中国を中心とした海外展開など、多角的なアプローチで社会課題の解決に取り組んでいます。

「認知症を超える。」をブランドメッセージに掲げ、認知症のある方はもちろん、誰もがその方らしく、当たり前に暮らせる社会の実現を目指しています。

 

https://www.mcsg.co.jp/

  • 設立:1999年11月24日
  • 所在地:〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー29階 
  • 代表者:代表取締役社長 山本 教雄
  • 社員:約7,500名(2025年9月期)
  • 売上高:425億円(2025年9月期)
  • 拠点:日本国内35都道府県388事業所(2026年10月1日)
  • 海外(中国)19棟(2026年6月30日現在)

■株式会社学研ホールディングスについて

https://www.gakken.co.jp/

 

1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社です。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、図鑑や絵本、科学キットや学習参考書などの出版コンテンツサービス事業、保育園・学童などの保育・幼児事業を展開しています。医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業を展開しています。さらに、世界 150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、グループ会社124社。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。