株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、2025年11月14日(金)~11月19日(水)の6日間、全国の小学生の子どもを持つ保護者を対象に「小学生調査」、全国の中学生の子どもを持つ保護者を対象に「中学生調査」、全国の高校生を対象に「高校生調査」を実施、2025年12月19日(金)~12月23日(火)の5日間、全国の4歳~6歳の幼児の子どもを持つ保護者を対象に「幼児調査」を実施し、小学生調査と幼児調査では各1,200名、中学生調査と高校生調査では各600名のアンケート回答を集計しました。
今回は第三弾として、幼児調査、小学生調査、中学生調査および高校生調査のうち、「好きな教科」「生成AIの利用」など学習や学校生活の実態・意識に関する結果を「幼児・小学生・中学生・高校生白書 幼児・小学生・中学生・高校生の学習・学校生活に関する調査」として公表します。
なお第一弾は2025年12月、第二弾は2026年2月、日常生活に関する調査結果を発表しております。
■ 主なトピックス
① 好きな教科・嫌いな教科
一番好きな教科をきいたところ、小学生では1位「体育」(22.9%)、2位「算数」(21.6%)、3位「図画工作」(18.2%)、中学生では1位「数学」(20.2%)、2位「英語」(15.8%)、3位「社会」(14.0%)、高校生では1位「数学」(14.2%)、2位「地理歴史」(11.8%)、3位「国語」「外国語」(いずれも11.3%)となりました。
他方、一番嫌いな教科をきいたところ、小学生では1位「算数」(25.1%)、2位「国語」(18.5%)、3位「体育」(7.2%)、中学生では1位「数学」(25.3%)、2位「英語」(15.7%)、3位「国語」(12.8%)、高校生では1位「数学」(28.2%)、2位「外国語」(18.8%)、3位「国語」(9.5%)となりました。
② 生成AIの利用率
対話型生成AIの利用についてきいたところ、利用している人の割合は、小学生では36.6%、中学生では43.2%、高校生では73.7%となりました。
利用目的についてみると、小学生と中学生では1位「情報収集のサポート」、2位「宿題・勉強の手助け」、高校生では1位「宿題・勉強の手助け」、2位「情報収集のサポート」と、TOP2は校種にかかわらず「情報収集のサポート」「宿題・勉強の手助け」となりました。また、小学生では「イラスト・画像の作成」、中学生では「文章・物語の作成」、高校生では「悩み相談・カウンセリング」が3位となりました。
注:小学生は、学校および家庭での利用について、どちらか一方でも「利用したことがある」と回答した人の割合を利用している人の割合として、計算しています。
③ 自分の行動でまわりの人を助けたり、幸せにできると思うか
自分の行動で、まわりの人を助けたり、幸せにしたりできると思うかをきいたところ、「思う」と回答した人の割合は、小学生では83.3%、中学生では84.8%、高校生では70.0%となりました。
■まとめ
■ 調査結果から

- 拡大
- 学研教育総合研究所
所長 川田夏子
今回は幼児・小学生・中学生・高校生の調査から、特に学習に関する結果を整理、公開しました。それぞれの校種での特徴を比べてみていただければと思います。好きな教科・嫌いな教科など、経年で調べた項目とあわせ、「生成AIの利用」など、今まさに話題となっている学習面の項目も調査しました。学びのあり方が変わっていく中で、子どもの意識はどのように変化していくのでしょうか。子どもは大人が想像する以上に人間関係や社会のありようについて考えています。こうした子どもたちの声を受け止め、発信し続けたいと考えています。
■ 調査結果についての注意
※本調査を引用いただく際は、ご利用目的等をご連絡の上、出所として「学研教育総合研究所『幼児白書2025』『小学生白書2025』『中学生白書2025』『高校生白書2025』」と、弊所名と調査名・年度を記載してください。
※調査結果の詳細については、下記URL をご覧ください。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/index.html
■ 調査の方法と概要
- 調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする以下の属性
(幼児調査) :4歳~6歳の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(小学生調査) :小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(中学生調査) :中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者
(高校生調査) :15歳~18歳の高校生
- 調査地域 :全国
- 調査方法 :インターネット調査
…幼児と小学生と中学生については、本調査で協力を得た日本全国の4歳~6歳の子どもを持つ保護者と、小学生(1~6年生)の子どもを持つ保護者と、中学生(1~3年生)の子どもを持つ保護者を、モニター母集団から抽出し、保護者付き添いのもとで、子ども本人が回答するように依頼。また、高校生については、日本全国の高校生(1~3年生)をモニター母集団から抽出し、回答を依頼。それぞれ、4歳~6歳各年齢で男子200人と女子200人ずつとその保護者(計1,200組)、小学1~6年生各学年で男子100人と女子100人ずつとその保護者(計1,200組)、中学1~3年生各学年で男子100人と女子100人ずつとその保護者(計600組)、高校1~3年生各学年で男子100人と女子100人ずつの回答が集まったところで調査を終了。
- 調査期間 :2025年11月14日(金)~11月19日(水)の6日間(小学生・中学生・高校生調査)
2025年12月19日(金)~12月23日(火)の5日間(幼児調査)
・有効回答数
(幼児調査):1,200サンプル
(内訳)子どもの性別・学年により均等割付
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4歳 |
5歳 |
6歳 |
計 |
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男子 |
200 |
200 |
200 |
600 |
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女子 |
200 |
200 |
200 |
600 |
小学生調査):1,200サンプル
(内訳)子どもの性別・学年により均等割付
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1年生 |
2年生 |
3年生 |
4年生 |
5年生 |
6年生 |
計 |
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男子 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
600 |
|
女子 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
600 |
(中学生調査):600サンプル
(内訳)子どもの性別・学年により均等割付
|
1年生 |
2年生 |
3年生 |
計 |
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|
男子 |
100 |
100 |
100 |
300 |
|
女子 |
100 |
100 |
100 |
300 |
(高校生調査):600サンプル
(内訳)本人の性別・学年により均等割付
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1年生 |
2年生 |
3年生 |
計 |
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|
男子 |
100 |
100 |
100 |
300 |
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女子 |
100 |
100 |
100 |
300 |
■ 学研教育総合研究所 白書シリーズについて
学研グループは、乳幼児から高齢者まで幅広い世代に向け、教育・出版事業や医療福祉事業を中心に、人々の暮らしを支えるサービスを提供しています。これらの事業を通じて、ユーザーとの一時的な関わりに留まらず、ユーザー一人ひとりのライフステージに寄り添い、長期的な関係性を築くことを重要な目標として掲げています。
「白書シリーズ」は、40年以上前から、時代と共に変わりゆく子どもたちの“いま”を捉え、発信し続けている大規模アンケート調査です。 幼児・小学生・中学生・高校生の現在のリアルな姿を浮き彫りにし、各社の商品、サービスに活かしていくとともに、学研グループにとどまらず、メディアの皆さま、企業・個人、教育機関等でご利用いただけるよう、オープンデータとして公開してまいりました。
今年度是非ご活用のご検討、よろしくお願いいたします。
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、「科学」と「学習」に代表される学習教材の出版コンテンツ事業、教科書・保育用品など園・学校事業を、医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業、保育園・学童などの子育て支援事業を展開。グローバル150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、連結子会社82社。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。