株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社である株式会社 Gakken(東京・品川/代表取締役社長:南條達也)は、このたび令和7年度 品川区環境保全活動顕彰において「企業賞」を受賞いたしました。自社出版物の再資源化を推進する独自の仕組み構築と、次世代への環境教育支援の両面が認められました。
今回の受賞は、出版物の製造・流通における「資源循環の仕組みづくり」と、その知見を次世代へつなぐ「教育活動」の2つの取り組みが、持続可能な地域社会の実現に寄与するものとして高く評価されたものです。
本取り組みは、出版物の製造過程や流通段階で発生する余剰資源を、再び自社の出版物の原材料として活用するサーキュラーエコノミー(循環型経済)のモデルです。従来の「リサイクル」にとどまらず、回収した自社の出版資源を、再び自社の製品(書籍の表紙や本文等)へ生まれ変わらせる「クローズド(完結型)」な循環経路の構築を目指しています。製品納品後のトラック帰社便に古紙を積むことで、輸送に伴うCO2排出量の削減につなげています。2025年9月期には141トンの古紙を回収し、その一部をクローズドリサイクルしました。この仕組みは、古紙問屋・紙商社・製紙会社などのお取引先様と協力して実現したものです。今後は、当社での活用にとどまらず、業界全体での取り組みへと広げていきたいと考えています。
日本紙パルプ商事株式会社(東京・中央/代表取締役社長 社長執行役員:渡辺昭彦)と協働し、紙の専門商社の知見と、Gakkenの教育ノウハウを掛け合わせた環境教育プログラムを展開しています。本活動の特色は、単なる知識の習得にとどまらず、「紙でつくろう未来の〇〇」といった独自のテーマ設定により創造的思考の育成や、紙芝居とグループワークを組み合わせた主体的な学びを提供している点にあります。学校の授業だけでは得にくい、社会課題に直結した探究型学習を実現しています 。品川区主催の「わくわく★SDGsこどもみらい大作戦」では、「好きな紙で自分だけのノートを作ろう!」と題したワークショップを計3回開催しました。本ワークショップは、紙に関するクイズとノート作り体験の二部構成で実施し、延べ約90名の親子にご参加いただきました。紙の名前がノートに残る仕組みが好評で、丁寧に一冊を作る姿が見られました。
「紙ともっ 紙の出前授業」は、今後さらに活動の輪を広げていく方針です。2026年からは全国の小学校での展開を予定しており、より多くの子どもたちに「紙と環境の正しい理解」と「創造力の育成」を両立した学びを届けていく計画です 。2026年は、品川区の小学校37校での実施を目指しています。
また、ワークショップ等で生まれた子どもたちの自由なアイデアは専用ホームページへの掲載を予定しており、次世代の発想を社会につなげる取り組みも並行して推進してまいります 。
学研グループでは紙を重要な経営資源と位置づけています。今後も紙の価値や可能性を次世代につなぐ活動を進めていきます。
https://www.corp-gakken.co.jp/
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代表取締役社長:南條 達也
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法人設立年月日:2009年1月13日(2022年10月1日商号変更)
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資本金:50百万円
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所在住所:〒141-8416 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
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事業内容:出版・コンテンツ事業、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、
園・学校向け事業、教室関連事業、EC・オンライン事業、広告事業を展開
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、「科学」と「学習」に代表される学習教材の出版コンテンツ事業、教科書・保育用品など園・学校事業を、医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業、保育園・学童などの子育て支援事業を展開。グローバル150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、連結子会社82社。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。