株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社TOASU(東京・品川/代表取締役社長:宮田 晃)は、運営する「学研にほんごキャリアスクール」において、JBAA(日本ビジネス能力認定協会)が主催する「外国人実務能力検定(PATF)」の提供体制を統合・拡充し、公式テキストの販売、および企業・教育機関向け研修の本格提供を2026年1月1日より開始いたしました。
2027年4月の「育成就労制度」施行を控えた2026年、TOASUは「日本語教育」という従来の枠組みを超え、実務能力の可視化と組織の受け入れ体制構築を両立させることで、教育機関(大学・専門学校等)から就労現場(企業)までをカバーする、外国人材の活躍と定着に向けた包括的な支援体制を確立します。
2026年は、これまでの「技能実習」に代わる新制度「育成就労」の開始に向けた、非常に重要な準備期間となります。本制度では、外国人材を単なる「労働力」ではなく、中長期的に日本社会を支える「プロフェッショナル」、そして地域社会を共に創る一員として育成することが求められます。しかし、現場では「日本の社会・職場のマナーへの理解不足による摩擦」や「受け入れ側の日本人に指導ノウハウがない」といった課題が山積しています。こうした「言葉の壁」の先にある相互理解の欠如は、職場環境の悪化を招くだけでなく、地域社会との心理的な隔たりを生む要因にもなりかねません。
TOASUは、日本語教育に加え、日本の社会習慣やビジネスマナーを正しく理解し実践するための教育を重視しています。外国人材が自国の文化を大切にしながらも、日本の規範を尊重し、周囲から信頼される存在として馴染むことで、初めて真の「共生」が実現します。
こうした課題を解決するため、TOASUは支援領域を拡張しました。
- 大学・専門学校様へ: PATFと公式テキストの提供により、留学生の「実務能力」を可視化。日本企業が求めるビジネススキルを習得できる環境を整えることで、留学生の就職支援を強化します。
- 受け入れ企業様へ: 採用前から採用後まで、日本語と実務能力の両輪で育成を支援。現場の教育負担を軽減しながら、早期の戦力化と、特定技能へのスムーズな移行を後押しします。
学研グループが培ってきた教育メソッドを、教育機関と就労現場それぞれのニーズに合わせて提供することで、外国人材が自身の能力を最大限に発揮し、共に日本をより良くしていくパートナーとして活躍できる社会の実現に貢献します。
TOASUが運営する「学研にほんごキャリアスクール」は、日本語教育に加え、以下のサービスを統合的に提供することで、教育機関・企業の双方に対し、外国人材の「評価」と「教育」の基準を提供します。
1. 日本のビジネススキルを可視化する「外国人実務能力検定(PATF)」
日本のビジネス社会で必要とされる基礎知識や実務スキルを客観的に測定する検定です。初級からマネジメント層までを対象とした1級〜4級のレベル設定により、「日本の仕事の進め方」や「ビジネスマナー」など、日本語能力試験(JLPT)だけでは測れない現場での対応力を数値化。採用時のミスマッチ防止や、特定技能1号等へのキャリアアップに向けた適正な評価指標として活用いただけます。
2. 日本の働き方・マナーを段階的に学ぶ「外国人実務能力検定(PATF)公式テキスト」
JBAA認定の公式テキストを販売。 日本の文化やビジネス習慣を、学習者の日本語レベル(JLPT N1〜N4相当)に合わせて段階的に学べる構成です。大学・専門学校での「就職対策」から、企業内での「新人教育・OJT補助教材」まで、一貫した教育基準を構築できます。
3. 互いの多様性を認め合う組織へ「外国人受け入れ企業研修」
単なる知識習得にとどまらず、外国人材が組織にスムーズに馴染み、日本人社員と共にパフォーマンスを最大化できる「共生の土壌」を作ることを目的として、外国人材本人の教育に加え、受け入れる側の日本人社員・管理職を対象とした研修を提供します。
- 在留資格・期間別研修
育成就労・特定技能などの制度理解と、それぞれのキャリアフェーズに応じた的確な支援法を習得。
- 異文化間コミュニケーション研修
文化背景の違いによる誤解を防ぎ、管理職と部下、あるいは同僚同士が互いの多様性を尊重し合い、心理的安全性の高い組織づくりを支援します。
4. 育成の自走化を支える「社内講師養成講座」
外国人材活用のプロが、貴社内での教育・研修の内製化をサポートします。 外部研修では扱いきれない「自社独自の理念」「具体的な業務フロー」「顧客対応ノウハウ」を、社内の担当者が正しく、効果的に教えられるよう指導。一過性の研修に終わらせず、持続可能な育成体制の構築に伴走します。サービスの詳細は下記よりご確認ください。
URL:https://lp.toasu-gakken.co.jp/gakken-nihongo-career-school/business-skill
【 教育機関様向け無料オンラインセミナー開催 】
JLPTだけでは足りない「ビジネス現場の日本語力」をどう育てるか? 就職直結型カリキュラム「PATF(外国人実務能力検定)」導入・活用ガイド
事業譲受に伴う新体制での本格始動に合わせ、留学生の就職支援に携わる教職員の皆様を対象としたオンラインセミナーを開催いたします。
「JLPTは合格したが、面接や実務で通用しない」「学生の就職率が伸び悩んでいる」といった課題に対し、日本の企業文化やマナーを可視化・評価する「PATF」の活用法を詳しく解説します。また、全30回分の指導案やワークシートを完備し、先生方の授業準備負担を劇的に軽減する「教員用指導書」についても初公開。導入校の事例を交え、即戦力となる人材育成のノウハウをお伝えします。
開催日時 :2026年1月29日(木) 16:00~17:00
形式 :オンライン開催(Zoomを予定)
対象 :大学・専門学校・日本語学校の就職支援担当者、教職員の皆様
参加費 :無料
詳細・お申し込み:https://toasu-gakken.co.jp/event/20260129/
約80年の歴史を持つ学研グループの教育ノウハウを背景に、外国人材の「話す力(日本語)」と「働く力(実務)」をワンストップで支援する教育プラットフォームです。言語・実務・組織づくりの3つの側面から、外国人材が日本で安心して働き、長期的に活躍できる環境づくりに貢献してまいります。
学研にほんごキャリアスクール
URL:https://lp.toasu-gakken.co.jp/gakken-nihongo-career-school
TOASUは、これまで数多くの企業に対し、階層別研修やビジネススキル研修をはじめ、組織の課題に合わせた多種多様な人材育成サービスを提供してまいりました。今回の新サービス拡充により、これら既存の人材開発ソリューションと、外国人材向けの専門教育をシームレスに融合させることが可能となります。
例えば、外国人社員向けの技能教育に加え、それを受け入れる日本人マネジメント層への管理職研修や、組織全体のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進する組織開発研修など、お客様固有の課題に合わせた「総合的な解決策」をご提案します。TOASUは、一部門の教育にとどまらない、組織全体のトランスフォーメーションを支援することで、育成就労制度下における真の外国人材活躍の実現に寄与してまいります。
・代表取締役社長:宮田晃
・法人設立年月日:1995年3月28日(2022年10月1日商号変更)
・資本金:20,000,000円
・所在住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・事業内容:研修サービス事業
組織開発事業
コンサルティング事業
外国人就労支援事業
研修内製化支援事業(コンテンツ開発サービス 他)
アセスメント事業(人材・組織アセスメント、社内試験支援サービス)
ASUBeTO事業(人事・教育DXプラットフォーム)
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、「科学」と「学習」に代表される学習教材の出版コンテンツ事業、教科書・保育用品など園・学校事業を、医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業、保育園・学童などの子育て支援事業を展開。グローバル150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、連結子会社82社。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。