株式会社学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社Gakken(東京・品川/代表取締役社長:南條達也)と、株式会社学研メディカルサポート(東京・品川/代表取締役社長:清水 修)は、学校法人青葉学園が運営する東京医療保健大学(東京・品川/理事長:田村聡明、学長:亀山周二、以下青葉学園)と、「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」に準拠した看護学生教育のあり方を共同研究することについて合意しました。

 

 令和6年度改訂版の看護学教育モデル・コア・カリキュラムでは、看護教育の質保証と2040年を見据えた社会ニーズに応える人材育成を目的に、「コンピテンシー基盤型教育(CBE)」への転換が求められています。各大学においては、この「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」に対応したカリキュラム改正を進めることが予測されますが、これには授業内容の緻密な調整が必要であり、各大学では大きな業務負担になるものと見込まれます。

 

 学研グループでは、国内最大の看護師養成定員(2,000名)を誇る医療系大学である「東京医療保健大学」と提携し、同校のノウハウや教育実績を最大限に活用し、今後の看護学生教育のあり方を共同研究することといたしました。

 学研グループは、年々教育環境が厳しくなる看護教育現場のサポートを推進するとともに、全国の看護教育の質向上と学生の現場対応力強化を図ってまいります。

■看護学教育モデル・コア・カリキュラムとは

文部科学省・厚生労働省が策定した、看護学教育の全国共通の教育内容・到達目標の指針であり、大学や看護系養成機関がカリキュラムを編成する際の基準となるもの。看護教育の質の保証、社会ニーズ・医療現場の変化に対応できる看護師の育成を目的としたカリキュラム。

■コンピテンシー基盤型教育(CBE)」への転換とは

2040年に向けて日本社会は、超高齢化・多死社会、認知症の増加、在宅医療・地域包括ケアの拡充などといった変化が加速します。この変化に対応できる看護師を育てるためには、単に知識を覚える教育では不十分であり、「現場で活かせる実践力(コンピテンシー)」を育むことが必要になっています。 

■株式会社学研メディカルサポートについて(Gakken Medical Support Co., Ltd.)

https://gakken-meds.jp/
・代表取締役社長:清水 修 ・法人設立年月日:2011年4月6日(2014年10月1日商号変更)
・資本金:49,000,000円
・所在住所:〒141-8414 東京都品川区西五反田2-11-8
・所在住所(大阪営業所):〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-23-101 大同生命江坂ビル11F ・
電話番号:03-6431-1228(代表)
・事業内容:医療・看護・介護分野への教育コンテンツ配信事業を展開

■株式会社 Gakken について

https://www.corp gakken.co.jp/

・代表取締役社長:南條 達也

・法人設立年月日: 2009 年 1 月 13 日( 2022 年 10 月 1 日商号変更)

・事業内容:出版・コンテンツ事業、グローバル事業、医療・看護出版コンテンツ事業、園・学校 向け 事業、教室関連事業、 EC ・オンライン事業、広告事業を展開

■学研ホールディングスについて

https://gakken.co.jp/

1946 年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、「科学」と「学習」に代表される学習教材の出版コンテンツ事業、教科書・保育用品など園・学校事業を、医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業、保育園・学童などの子育て支援事業を展開。グローバル150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2024年9月期売上高1,855億円、連結子会社79社(2024年9月期時点)。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:9470)。