ロケット博士イワサキの宇宙Q&A

人類が初めて宇宙(うちゅう)に飛び立ってから、今年でちょうど50年。今では連日、はやぶさ2やきぼうのニュースが伝えられているけれど、宇宙はまだまだシンピの世界。そこで宇宙にとってもくわしいロケット博士(はかせ)をおよびして、みんなのギモンにズバッと答えてもらいます!

第7回 宇宙はそんなに遠くない!【その1】

宇宙は空の先にあるけれど…だれもがふとギモンに思ったことがある、空と宇宙のサカイメやそこに飛び立つロケットの数について、ロケット博士に聞いてみました!

Q1宇宙に行ったことありますか?

A1行ったことないです(笑)

今、宇宙に行けるのは、きびしい選ばつと訓練を乗りこえた宇宙機関の宇宙飛行士と、たくさんお金を持っている人だけ。飛行士でない人が宇宙へ行くのに、大体1回で約30億円(!?)かかるそうです。これだけ聞くと宇宙に行くのは大変な気もしますが、実は数分間だけの「宇宙旅行プラン」が考えられていて、飛行機のような形のロケットが開発されているんです。月や火星に気軽に行けるようになったら、ボクも行ってみたいです!

Q2空はどこから宇宙なんですか?

A2空と宇宙の境目(さかいめ)なんてありません!

空気がない場所が宇宙とすると、よく高度100km(キロメートル)が空と宇宙のサカイメとされています。実際には高く飛んでいくと空気がどんどんうすくなって、空が青から黒に変わってきますが、もちろんそこに線が引いてあったりしません。ロケットを飛ばす時も、高度100kmで空気のえいきょうが急に変わる…なんてことはないのですが、やっぱり高度100kmをこえると「おおー、宇宙に行ったねぇ」っと言ってしまいます(笑)。

Q32020年ってロケットは何機くらい飛んだの?

A3調べてびっくり152機です!

実はここ数年、今まででは考えられないスピードで打ち上げられています。では2020年の1年間、世界中で何機飛んだのか? 人工えい星やわく星たんさ機、有人宇宙船をのせたロケットは…104機! 大体1週間で2機という計算です。さらに人工えい星などはのせていない、日本では観そくロケットと言いますが、科学実験などのために数分だけ宇宙を飛んで落ちてくる小さなロケットも世界中で打ち上がっていて、48機もありました。2020年はあわせて152機、ロケットって思ったより身近でしょ!

© JAXA
日本の宇宙機関JAXAがぎじゅつを結集して開発している、宇宙ゆ送用「H3ロケット」は今年、種子島宇宙センターから試験機1号機の打ち上げを予定している!

ロケット博士とは?
ロケットの研究開発をしている工学博士、岩崎祥大(いわさきあきひろ)さんのこと。

せん門はロケット用火薬(推進薬:すいしんやく)、化学工学。月から打ち上げるロケットなど、月惑星探査(つきわくせいたんさ)のはばを広げることを目指したさまざまなロケットの研究開発を行っている。株式会社Yspace CTO(最高技術責任者:さいこうぎじゅつせきにんしゃ)。関西大学 非常勤講師。

宇宙やロケットについて知りたいことやギモンがあったら、ロケット博士に聞いてみよう。下の応募フォームから送ってね。

※すでにGakkenIDをおもちの方はログインしてください。

※GakkenIDに登録していない方は登録が必要です。
登録後にログインしてください。

前へ(第6回)

次へ(第8回)