お役立ち教育情報 【あした、親子で読みたい本】秋をもっと楽しめる本 3選

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2020.10.1

暑い暑い夏が終わって、肌寒い日もありますが爽やかな秋がやって来ました。外を歩いているとドングリが落ち始めています。秋は木々も色づき目も楽しませてくれます。落ち葉でも秋を感じられますね。
今回は「秋」をテーマに本を選びました。コロナ禍で遠出がままならないのですが、少しでも外に出て、身近なところでも秋を満喫したいですね。

ドングリのことがわかる『ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑』(岩崎書店)

表紙にいろんなドングリがきれいに並んで、「こんなにいろいろ種類があるの」と驚き、中を見ていくと、形・色・山のドングリ、ふもとのドングリ・おいしいドングリ(ドングリを食べたことがありますか? どんな味がするのかなあ。)などに分けられ、葉っぱのことやボウシ(殻斗)のことも書かれていて、興味が次々と湧いてきます。

日本のドングリにとどまらず、世界のドングリも見られます。ドングリはどんなところにあるのかな? それは、絵本を読んでのお楽しみ。皆さんの近くにもきっとあります。親子でドングリ拾いに行きたくなるでしょう。

絵・文:盛口 満
出版社:岩崎書店
価格:本体1,400円+税
商品詳細:『ひろった・あつめた ぼくのドングリ図鑑』(岩崎書店商品ページ) 

 

芋ほりのシーズンに!『ばばばあちゃんの やきいもたいかい』(福音館書店)

もし、たき火ができる場所があるなら、なんといっても落ち葉で焼く焼き芋が最高においしいですね。落ち葉を集めて火をつけて、たき火! 風下に行くと煙で目が染みるので気を付けてください。アルミホイルにサツマイモを包んでたき火の中に入れるだけ。ばばばあちゃんと子どもたちは、パンやカステラは棒に刺して火の周りに立てています。

いろいろ焼いて、みんなで食べる焼き芋やお菓子や果物。食べきれなかったものでばばばあちゃんは何かを作っています。鳥たちにもおすそ分け。最後まで楽しくおいしい絵本です。

『ばばばあちゃんの やきいもたいかい』福音館書店

『ばばばあちゃんの やきいもたいかい』福音館書店

作:さとうわきこ
出版社:福音館書店
価格:本体900円+税
商品詳細:『ばばばあちゃんの やきいもたいかい』(福音館書店商品ページ)

 

日本の行事を知ろう。『「和」の行事えほん 秋と冬の巻』(あすなろ書房)

『「和」の行事えほん 秋と冬の巻』あすなろ書房

日本の行事を知っていますか? 祝日はわかっていても、その意味を知らないことも多いかもしれませんね。そして、祝日以外にもたくさんの行事があります。都会では核家族が多く近所づきあいも減ったのでなかなか伝わりにくくなっています。このシリーズの1巻目は春と夏の巻です。今回は2巻目の秋と冬の巻を紹介します。

この絵本には単に行事の説明だけではなく、習わしやその月に咲く花・旬の食べ物・言葉など、盛りだくさんです。絵もきれいでかわいくて、行事が楽しく伝わってきます。月毎のカレンダーを見ると、大人も知らなかった行事があるのではないでしょうか。お子さんと一緒に楽しめます。

『「和」の行事えほん 秋と冬の巻』あすなろ書房

『「和」の行事えほん 秋と冬の巻』あすなろ書房

作:高野紀子
出版社:あすなろ書房
価格:1,600円+税
商品詳細:『「和」の行事えほん 秋と冬の巻』(あすなろ書房商品ページ) 

 


市川 久美子(いちかわ くみこ)
元書店員。JPIC読書アドバイザー。1981年地域文庫の立ち上げに携わる。後に家庭文庫も開く。同じ小学校で15年以上読み聞かせ・語り・ブックトークを行い、作家さんなどの授業も15年企画。市立図書館・中学校図書館勤務の後、1999年より大型書店児童書担当として20年勤務。退職後は、児童書関連の執筆・講演を行う。著書に『ねんねのうた』(佼成出版)がある。