お役立ち教育情報 【新入学応援!】新1年生がまず身につけたいのは、元気なあいさつと返事

  • 保護者
  • 幼児
  • 小学生

この春小学校への入学した新1年生に向けて、家庭で習慣づけておきたい「あいさつ」や「返事」のしかたをどう教えるかについて、現役小学校教諭の舟山由美子先生にお聞きしました。

 元気なあいさつや返事が生活リズムを作る

 

入学に向けて、まず習慣づけたいのはあいさつや返事。保育園や幼稚園もそうですが、小学校生活では、毎日元気にあいさつをすること、名前を呼ばれたときの返事をしっかりできることが、より大切になってきます。

 「あいさつや返事を元気よくはっきり言うことは、生活のリズムを作ることにつながる」と舟山先生は言います。

朝のあいさつは1日のスタートの役割が、授業の始まりと終わりのあいさつも、授業への集中力のスイッチを切り替える役割があるのだそうです。これは、将来子どもが社会に出たときにも必要とされる力です。

 「元気のないあいさつだと、授業に取り組むとき、気持ちの切り替えができず、ダラダラしてしまいがち。また、元気なあいさつや返事ができると、友だちもできやすいと思います」(舟山先生)

 お父さん、お母さんがあいさつのいちばんのお手本

 

入学にあたってしっかりあいさつや返事ができるように、あらためて練習しておいたほうがよいのでしょうか。

 「親子で『○○さん』『はいっ!』などと学校ごっこをしながら、返事や『おはようございます』『さようなら』などの言葉を使う練習をしておくとよいと思います。おうちの方にとっても楽しい時間ではないのでしょうか」(同)

 お辞儀をしながらあいさつをするときは「語先後礼」といって、「おはようございます」などのあいさつの言葉を先に言って、その後に頭を下げると、相手に向かってしっかりあいさつをすることになり、より丁寧な印象を与えるのだそうです。この機会に、そんなことを少しずつ教えていってもいいかもしれませんね。

 「でも、何よりいちばん効果的なのは、お父さん、お母さんがお手本となることです」と舟山先生。まず、おうちの方が毎日の生活の中で、家の中でも外でも、あいさつをする姿を見せていくようにしたいですね。

 小さな声でも、言えればOK!

 

人見知りの子や元気があり余っている子のおうちの方は、目新しくて刺激的な学校生活に落ち着かず、毎日きちんとあいさつができるかちょっと心配という声も。でも、舟山先生によると、そこは「集団の力」が大きいようです。

 「周りの友だちがやっているのを見ると、子どもたちはその雰囲気に引っ張られて、自分も同じように行動するものです。先生にほめられればうれしくてまたできるようになるので、心配はいりません」とのこと。

 おうちの方からも『元気にできていたね』なんて言われると、また次もできるようになるので、前にくらべて、少しでもあいさつができたら、どんどんほめてあげましょう。「人見知りの子なら、どんなに小さな声でも、言えたらOKです」(同)

 あいさつは習慣なので、大人が粘り強く教えることが大切。元気にあいさつしながら通学するわが子の姿を楽しみに、毎日少しずつ習慣づけていきましょう!

 (取材・執筆:坂本洋子)

※こちらの記事は学研「ママノート」に掲載された記事を再編集したものです。