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小学生白書Web版

小学生白書Web版 2015年3月調査

「小学生の生活・学習・グローバル意識に関する調査」2016年9月調査速報!

5.将来つきたいと思う職業
★将来就きたい職業TOPは「パティシエ」。新たな時代の職業に関心も。

【図6-1】あなたが、将来つきたいなと思う職業(仕事)を教えてください。以下の中から当てはまるものを1つ選んでください。

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【図6-2】

「あなたが、将来つきたいなと思う職業(仕事)を教えてください。」という質問に対し、1つを選択してもらった結果が【図6-1,2】である。
男女学年をすべて統合すると、将来就きたい職業としてトップにあげられたのが「パティシエ」と「ケーキ屋」(同率1位)でであった。将来お菓子を作ったり売ったりする職業に就きたいと考えている小学生がとても多いようだ。また、この2つの職業を選択した小学生は、女子では各学年に少なくとも3%以上、一部、男子からも回答があったところに注目したい。
以下には、3位のプロサッカー選手(4.5%)、6位のプロ野球選手(2.6%)などのプロスポーツ選手、4位の医師(3.8%)、9位の看護師(1.8%)などの医療系従事者、4位の警察官(2.8%)、6位の教師・先生(2.6%)などの公務員が続く。
選択肢の中に将来就きたい職業がない場合は「その他」とし、自由記述欄を設けた。その中でひときわ目立ったのが「ユーチューバ―(0.5%)」という回答である。自分らしく楽しいことをしながら稼ぐ、という新しいスタイルの職業に小学生も注目しているようだ。

また、将来就きたい職業について「わからない」と回答した小学生は32.1%。昨年度の同調査結果(28.0%)から4.1ポイント上昇している。職業の概念が変わっていく現代社会で、小学生も未来の自分の姿を描きにくくなっているのかもしれない。

★プロスポーツ選手、研究者などが人気。「わからない」は1年生と6年生で多い傾向。

【図6-3】将来つきたい職業 男子学年別(上位2%以上のランキング)

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先ほどの「将来就きたい職業」の回答結果を男子学年別に見たものが【図6-3】である。これを見ると、2年生以外のすべての学年において「プロサッカー選手」がもっとも人気であることがわかる。1,2年生で2番目に人気がある「プロ野球選手」は、学年が上がるにつれて順位が下がる傾向にある。代わりに、4年生から上の学年で人気なのが「ゲームデザイナー」「科学者・研究者」で、自分の好きなものを作ったり、極めたりする職業に対する興味関心が高まっていくことが読み取れる。 一方で、男子6年生においては「わからない」と回答した小学生が51.0%と、男女学年別で見てもっとも多い結果となった。男子全体での「わからない」の割合は37.8%。好きなものを見つけて将来の夢として描く子がいる一方で、自身が何をやりたいのか、迷い始めてしまう子もかなり多いようだ。

パティシエ・ケーキ屋の人気持続。医師を目指す女子が増加!

【図6-4】将来つきたい職業 女子学年別(上位2%以上のランキング)

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次に、女子学年別に見た結果が【図6-4】である。女子の場合、1~6年生まで一貫して「パティシエ」「ケーキ屋」の人気が高い。それ以外の職業については、あまり偏りは見られなかった。
 「看護師」「医師」の2項目に注目してみると、4年生まではおおむね「看護師」の方がポイントが高いのに対し、高学年になると「医師」が5年生で3位(7.0%)、6年生で2位(9.0%)と人気の度合いが逆転するのが興味深い。
「わからない」を選んだのは女子全体で26.3%と、男子と比べて10ポイント以上低い結果となったが、学年が上がるにつれてなだらかに上昇する傾向にある。