2011年1月19日
昨年の12月24日、クリスマスイブの朝、タイ王国の科学技術教育振興研究所(IPST*)より、幹部の方々9名が学研を訪問されました。
一行の来日の目的は、「初等中等教育における理科や算数(数学)、科学技術教育、ICTを活用した教材研究、教員研修を日本に学ぶこと」です。
期間は、12月20日(月)~12月24日(金)の5日間。訪問先は、NHK、科学技術振興機構、国立科学博物館、文部科学省、国立教育政策研究所、など。最終日の24日(金)に学研へ来社されました。
そもそも、視察の打診は夏頃に始まっていました。希望内容は多岐に渡り、グループ会社横断的な案件でもあり、そのコーディネート役を学研ホールディングスの学研教育総研がひき受けることになったのです。

タチャイIPST理事長と宮原社長の握手

IPSTのメンバー。中央がポンパン所長
訪問の模様をレポートします。
玄関に用意したウェルカムポスターの前で、タチャイIPST理事長と宮原新社長との歓迎の握手で始まりました。
握手の後、24階のデシジョンルームへ移動です。タイと日本の国旗をはさみ、国際会議のような演出の中、当研究所の安威所長司会のもと「サワディカップ」の言葉でオリエンテーションがスタートしました。
最初に、社長より、挨拶と学研グループの概略説明がありました。
続いて、IPST側から、タチャイ理事長より返礼の挨拶と、ポンパン所長よりご挨拶とタイ国の教育政策の詳細が述べられました。
オリエンテーションを終えると再び、1階へ。玄関前で記念撮影です。

IPST一行と学研グループ関係各社の社長との記念撮影風景
写真中央、宮原社長の左側にタチャイIPST理事長
ちょうど、クリスマスの催しを行っていた「こども園」をギャラリー側から見学。
その後、3階会議室にて、グループ会社3社によるプレゼンテーションが行われました。
プレゼンテーションの最初は、学研エデュケーショナル。
科学実験教室の再現です。IPSTの一行を生徒にみたてて、授業のデモンストレーション。皆さん楽しそうで、質問も活発でした。そして、英語版・算数教材の紹介へと進みます。熱心にご覧になり、ここでも活発な質問が続きました。

「科学実験教室」授業デモの様子

英語版・算数教材の紹介風景

学研教育みらい 鈴木社長の挨拶

学研教育出版 デジタル教材の実演
続いて、学研教育みらい。
学研幼児教室「科学あそびコース」の実演です。
この実演にも大変興味を持たれました。
最後は、学研教育出版。
デジタルコンテンツ事業室の方々から、Vメイト、タイ語・インドネシア語三昧DS、iPhone用アプリ「図鑑カメラ」といった、デジタル教材の実演紹介をしていただきました。
12時過ぎには、学研科学創造研究所の湯本所長による「科学実験ショー」が行われました。
ダイナミックな実験の数々を見た一同は、打ち解けて和やかになり、実験が終了してからの質問もなかなか途切れませんでした。
また、タイ語の翻訳本も展示しましたが、こちらも熱心にご覧になりました。

あっという間の4時間が過ぎました。
タイIPST一行は、にこやかな様子で学研を後にされ、深い感銘を胸に翌日、帰国の途につかれました。
宮原社長の挨拶の中に“社長としての仕事初日”という言葉がありました。それを受ける形で述べられた、“タイと学研の友好関係の初日”というタチャイ理事長の返礼が印象に残っています。
今後の新事業への種がまかれた“初日”に違いないと、強く感じるクリスマスイブでした。
(徳住研究員)
*IPST
Institute for the Promotion of Teaching Sciense and Technology の略。
タイ王国の「科学技術教育振興研究所」で、例えるなら、日本の旧科学技術庁のような国の機関。
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