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平成19年4月に施行された改正学校教育法によって、通常学級に在籍している障害のある児童生徒に適切な教育的支援を行うことが義務付けられました。従来の「特殊教育」は「特別支援教育」にその名を改め、全国各地で本格的な取り組みがスタートしました。
平成20年3月に文部科学省が発表した「平成19年度特別支援教育体制整備状況調査結果」を見ると、「校内委員会の設置」「特別支援教育コーディネーターの指名」といった基礎的な支援体制の整備が進んでいる状況が伺えます。今後は「通級による指導」等における具体的な指導方法の開発や教材整備など、より踏み込んだ取り組みが求められるようになると思います。当研究室の成果を反映させた学習指導プログラムや教材を教育の現場に提供していくことで、特別支援教育の推進に貢献してまいります。

本コラムでは、園生活において、いわゆる「気になる子」に関してどのように保育者が対応していけばいいのかを考えていきたいと思います。子どもたちの行動ひとつひとつに保育者自身の「子ども自身のことを理解してみよう」という力や保護者の方との連携がとても大切なことです。
具体的な例をあげながら話題を提供していただける保育者は、認定こども園「学研こども園」(東京都品川区)の守 巧(もり たくみ)先生です。ぜひ日常の保育にお役立てください。

●守 巧先生 略歴
幼稚園教諭 特別支援教育士
横浜国立大学教育人間科学部特殊教育特別専攻科卒。幼稚園教諭として現在9年目。発達にアンバランスさを有したり、遅れがある子どもたちも一緒の保育を行う。平成17年度 国立特殊教育総合研究所(現 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所)「LD・ADHD・高機能自閉症指導者研修」修了生