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コラム

~東日本大震災後の日本の教育について~“生きる力”から“生き抜く力”への転換を! 学研教育総合研究所所長 安威 誠

はじめに   コラム連載の動機 「隗より始めよ!」

2011.3.11を境にニッポンは変わりました。

歴史上の大災害となった東北地方太平洋沖大地震と沿岸部大津波、及び、福島原発事故の3つの被災は、現世において未曾有の出来事でした。この日から、多くの日本人の価値観が変わったと思います。私もそのうちのひとりです。今回の震災の復旧・復興は、数年で終えられないことは、現地に5回ほど支援で足を運んで、見たり、聞いたりしたことで実感しました。数十年単位になるでしょう。そうなると現役の大人だけでなく、今の子ども達へも繋いでいく必要があります。すぐに結論を出せない課題も多く、人災といわれる事柄も多く見受けられます。解決策がすぐに見つからないことが山積し、多くの人が疲弊しています。

この震災を契機に、日本のすべての人が、当事者意識を持って、価値観を変え、できることから実践に移したいと思っているのではないでしょうか。そこで、まず、誰でもできることは何か、何が自分にできるか考えること、次にそれを人に話し・発表する、そして可能なことから実行していくことから始まるのでしょう。そういったことを若い世代と一緒に実践したいと思うのです。

私は、ボランティア活動や家庭や地域において少しずつ実行し始めていますが、ここでは、学研教育総研という仕事を通じて、何をなすべきか、何ができるかを考えた時に、これまで、仕事を通じて個人的に考えていたことを整理し、まとめて、少しずつでも発信することが責務と考えるに至りました。これが連載コラム開始の動機です。

ただし、これから述べていくコラムの内容については、会社の意見や考えとしてではなく、あくまで、個人としての現在の考え・意見ということを予め、ご了承ください。思い切った発言をお許し願うためにです。

危機感をバネに、教育現場において、家庭において、地域において、すべての子どもに対して、今回の被災を教訓に、将来に向け、現学習指導要領の“生きる力"から、“生き抜く力"へ教育政策転換を図る提案のヒントになるようコラムを書き始めることにいたします。

第1回の予告 : テーマは、「学校教育“3S”のタブーに注文!」です。

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