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株主の皆様へ

株式会社 学研ホールディングス代表取締役社長 宮原 博昭

株主の皆様には、平素より格別のお引き立てを賜り、心より厚く御礼申し上げます。

当期における国内経済は、期首においては世界経済の改善や新興国の成長などによる景気の持ち直しの動きがみられたものの、本年3月の東日本大震災の影響により一時的な生産活動の停滞や個人消費の低下が起こり、さらには欧米の財政不安に端を発した世界経済の停滞懸念や円高傾向により、景気の持ち直しが足踏みするリスクを抱えた状況となりました。

当社グループを取り巻く環境につきましては、教育サービス市場においては、少子化や景気停滞による市場縮小が続いており、価格やサービス向上による優位性を打ち出した生徒獲得競争が激化しております。また、出版市場においては、デジタルメディアの普及などにより、出版物は年々減少しており、電子端末向けの出版コンテンツの配信や海外市場への進出など、新しいビジネスモデルを模索している状況にあります。さらに、高齢者福祉市場においては高齢者が安心して生活できる住宅の開設が、子育て支援市場においては保育園などの子育て支援施設の増設が、国や地方自治体の政策の後押しを受けて今後も拡大していくものと予想されます。

このような経営環境の中、当社グループは、お客様の好奇心や感動を生む商品やサービスを提供したいという想いこそが、新しい市場(ニーズ)を創造し、成長するための基盤であり、競争戦略であると考え、グループ理念のもとに、従前の経営ビジョンを改め、新たにグループビジョン「ずっと、いっしょに“まなび”をたのしく!ワクワク☆ドキドキ創造企業」を定めました。

かかるグループビジョンのもと、具体的には、「教育ソリューション事業(教室・塾事業、出版事業、園・学校事業)」において、安定した利益を確保するとともに、高度情報通信ネットワーク社会に向けて進化するICT(情報コミュニケーション技術)を活用した新しい商品開発やサービスの提供により、さらなる成長を図ります。また、「高齢者福祉・子育て支援事業」において、サービス付き高齢者向け住宅や子育て支援施設の開設ペースを加速し、将来の利益創出のための基盤を整えます。

当社グループといたしましては、引き続き持続的な成長を目指し、挑戦してまいります。

株主の皆様には、引き続き格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成23年12月
株式会社 学研ホールディングス代表取締役社長 宮原 博昭

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